Uber Eats 配達メモ

Uber Eats 配達を始めたメモ

なぜウーバー配達員相手に商品の内容確認をするお店が存在するのか?

Uber eatsでは各注文一つ一つに固有の5桁の注文番号(16進数)が振られます(123ABのような)。

 


この番号は他の注文の番号と(少なくとも同時刻帯、同じエリアで)カブる事はないはずなので(ないよね?)、この番号さえ伝えればそれと引き換えに商品が間違いなく引き渡されるはずです。

 


例えばマクドナルドだと『12345です!』と伝えれば、その番号が大きく表記されたレシートが貼られた商品を手渡されるはずです。

 


ところが番号を伝えているのにさらに内容確認を求めてくるお店が存在します。

『12345です!』と伝えると『内容確認よろしいですか?』と注文内容を読み合わせさせようとするお店があるのです。牛丼一つとかならまだしも商品が10種類とかになるともはや呪文でさすがにバカバカしくなってきます。

 


出前館だとまた別でこの読み合わせが当たり前らしいので(最近は違うのかもですが)、出前館と勘違いしている、もしくはUber出前館でそれぞれ対応を変えるのが面倒なので店として統一して読み合わせする様にしているのかな?と思っていました。

 


しかしそもそもの話、この注文内容の読み合わせの手間を省く為に注文番号が存在しているはずで、それを注文番号を確認した上でさらに注文内容まで全て確認するのは本末転倒です。

 


そこまで内容確認したければ、配達員相手じゃなくて店内の従業員同士でダブルチェックすればいいじゃん!と思っていました。

 


ある時、例によって注文内容確認の店に当たったため、受け渡し時にちょっとアンニュイな表情で「番号だけじゃダメなんですかね…」みたく尋ねたところ

 


Uberの端末を見ながらレジに注文を打ち直してるんで…』

 


という驚愕の返答が。謎は全て解けた!

 


なるほどそりゃ手打ちの伝票見ながら店内ダブルチェックはできんわ(手打ちが間違ってる可能性が高いから)。

 


じゃあ原本のウーバー端末見ながら確認してよって感じですが、それよりも配達員のスマホに出てる注文見る方が手っ取り早いという結論なんでしょう。面倒は出来るだけアウトソーシングの時代ですから。

 


マクドナルドレベルならともかく、半端なチェーン店だとウーバーの注文を自社のレジに流して注文売上共々統合するシステムは作れないんでしょうね。だから店舗のレシートに『手書きの』注文番号を入れてくる訳です。

 


逆にレジの入力に縛りが無さそうな個人店は普通にウーバー端末から出力したと思しきレシートつけてきますもんね。こちらは番号さえ合っていればまず間違いはない。Uber端末から出てきたオリジナル情報ですから。

 


Uberの端末を見ながらレジに注文を打ち直し、さらに出来た商品に手書きで番号を書き込む…。いってこいでそりゃ商品不足や間違いが起こる訳ですわ。人の手でやってる限り間違いなくミスは起こります。これは間違いない。

 


これの解決法は簡単です。レジとUberの端末をマクドナルドのように接続する事。それができないなら個人店のようにUberに端末から注文内容をプリントアウトして、自社のレシートと見比べる事。つまりは店舗内の努力でなんとかなるはずです。

 


しかしただでさえ忙しい店舗がそんな面倒くさい事をするはずもなく、今日もウーバー配達員相手に『注文内容の確認をお願いしまーす!』の声が店内に虚しく響くのであった…

 


(この記事内容は推測であり実際は違うかもしれません)